UNCOMMONで売上高はどうなったのか?

財務分析
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想定読者

この記事の想定読者は以下の通りです。

  • 株式会社divがリリースした「UNCOMMON」により売上高がどうなったのかを知りたい。

この疑問を持つ読者様に、UNCOMMONによる売上高への影響について解説していきます。

記事の信頼性

この記事は、株式会社divの代表取締役「マコなり社長」の公式Youtubeチャンネルを一次資料として記事を作成しています。

UNCOMMONのサービス利用状況は?

UNCOMMONの利用者数

UNCOMMONの利用者数は、「マコなり社長」の公式Youtubeチャンネルによると、

「2020年10月4日~2021年4月4月までのキックオフ参加者の累計実績」で1,000名以上

https://www.youtube.com/watch?v=A070Jddo94U

このようになっています。

UNCOMMONの返金率

UNCOMMONでは、以下の全額返金保証制度があります。

  1. 一定期間の無条件返金保証
  2. 学習期間終了後の満足度保証

1の返金率は10%、2の返金率は6%程度とのことです。

UNCOMMONの料金

UNCOMMONの料金は税抜きで158,000円です。

※売上高は税抜きで計算するため税抜きで表記しています。

UNCOMMONの推計売上高は?

ここまでで売上高を推計するための情報が揃いました。
早速売上高を推計したいと思います。

年間利用者数の推計

まず、年間利用者数を推計します。

上記で、『「2020年10月4日~2021年4月4月までのキックオフ参加者の累計実績」で1,000名以上』と記載しました。

ただ、本格的なサービスのリリースは1月であるため、約3か月で1,000名程度が受講したことになります。

一定数、テスト参加者が含まれていることが推計されますが、おそらく当該期間内において

700名程度が本格的な課金ユーザー

ではないでしょうか。

また、2021年11月3日現在においても累計受講者数は1,000名となったままですので、アリーアダプターが飛びついた後は受講が伸び悩んだものと思われます。

返金分を控除

次に、返金分を控除します。

上述の通り、

返金率は約15%

です。

年間約700名が受講と推計しましたので、返金後の受講者数(つまり、純課金受講者数)は、

595名

このように推計できます。

売上高=単価×純課金受講者数

以上から、UNCOMMONの売上高は以上のように推計できます。

売上高=単価×純課金受講者数

売上高=158,000円×595名

売上高=94,010,000円

売上高=約1億円

筆者所感

以前、株式会社divの2020年12月期の売上高を

約30億円

このように推計しました。

UNCOMMON事業の推計売上高は約1億円ですので、

売上高が前期比3%成長することに貢献

したことになります。

しかし、2021年11月3日現在、個人向けサービスを停止したことからわかるように、受講者数は伸び悩んでいるものと思われます。よって、残念ながら2022年12月期の成長には個人向けは寄与しないこととなります。

プログラミングスクールと比較してかなり費用が抑えられることが推計できますので、利益率はかなり高い事業となりそうでしたが、残念な結果となりました。

今後は、個人向けから

法人向けへの拡大

これが事業を再構築される上での課題ではないかと思います。

テックキャンプのプログラミング教養



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