2017年の成績とその年の契約更改について
2017年の成績とその年の契約更改を見ていきます。
改めて見ると、育成出身者は大阪の芸人さんと同じで「2度売れなければならない」ということがわかります。
どういうことかというと、2019年に入団した当時ルーキーの甲斐野選手は1年目で58.2回を投げて26H、防御率4.14という成績で推定年棒5,000万円となりました。一方、2017年の石川選手の成績は甲斐野選手と同等かそれ以上の成績でしたが推定年棒は3,000万となっています。石川選手が年棒5,000万円を超えた時期は2018年に二桁勝利をした年の契約更改時です。このように育成出身選手は2度成績を残して初めてドラフト指名選手と同程度の年棒となることがわかりました。
2018年の成績とその年の契約更改について
2018年の成績とその年の契約更改を見ていきます。
2018年は2017年と比較して防御率が若干悪化したもの良い成績を残し、投球回数が127イニングと増加したため、年棒は6,000万円となりました。ただ、一軍で貢献したシーズンが2回であることから、年棒の増加額はイメージよりも少ないと感じられました。
2019年の成績とその年の契約更改について
2019年の成績とその年の契約更改を見ていきます。
2019年はほぼ登板できない結果となりました。その結果、年棒は4,800万円となりました。
成績を残したシーズンが短い場合は、昇給額は限定的であるものの、減少幅も激烈ではないことがわかりました。
2020年の成績と契約更改の予想について
最後に2020年の成績と契約更改の予想をしていきます。
2020年の成績は防御率が過去最高の成績となっています。また、勝ち越し数も過去最高です。減額査定の対象となるのは投球回数の少なさぐらいでしょう。
2020年の石川選手の成績は、千賀選手が年棒6,500万円→1.25億円に増加した2017年の成績よりやや下回る成績かと思います。
契約更改は、4,200万円増の9,000万円といったところでしょうか。
2020年シーズン終了後の契約更改
事前予想は4,200万円増の9,000万円でしたが、結果は3,200万円増の8,000万円でした。
防御率は申し分ない成績でしたが、やはり投球回数の少なさが影響した結果、増額が抑制されたようです。144試合あれば年棒1億円に届いたのではないかと思いますので、石川選手にとっては不運でしたね・・・。来シーズン抜群の成績を残して一気に倍増を獲得してほしいです。
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