甲斐拓也の年度別成績と年棒推移

年度別成績と年棒推移
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2016年の成績とその年の契約更改について

2011年~2015年までは二軍、三軍が主戦場であるため一軍に定着した2016年の成績とその年の契約更改からを見ていきます。


2016年は甲斐選手が一軍の試合に出場し始めた年です。打席数は7打席と出場試合は少なかったものの、一軍の試合に出場されたことが評価され、シーズン終了後に300万円増の900万円で契約更改となりました。

2017年の成績とその年の契約更改について

2017年の成績とその年の契約更改をみていきましょう。

2017年は捕手というボジションでは比較的高いOPS.695をマーク。守備面でも盗塁阻止率.324と比較的高い数値を記録。打席数が257打席と出場機会はもう一歩というところでした。

しかし、OPS,盗塁阻止率が評価され3,100万円増の4,000万円で契約更改となりました。

2018年の成績とその年の契約更改について

2018年の成績とその年の契約更改をみていきましょう。

2018年はOPSが.695→.602と悪化。一方、守備面では盗塁阻止率.447と12球団唯一の阻止率4割を記録。

また、この年の広島との日本シリーズで「甲斐キャノン」を炸裂させ、6連続盗塁阻止という日本シリーズ新記録を樹立しました。

OPSが低下したものの,盗塁阻止率が評価され2,500万円増の6,500万円で契約更改となりました。

2019年の成績とその年の契約更改について

2019年の成績とその年の契約更改をみていきましょう。

2019年は2018年の課題であったOPSが.602→0.733と大きく改善。一方、盗塁阻止率は前年程ではないものの、高い数値を記録。

OPSが大幅に改善し,盗塁阻止率も高い数値であることが評価され4,500万円増の1億1,100万円で契約更改となりました。育成出身捕手初の1億円プレイヤーが誕生しました。

2020年の成績と契約更改の予想について

最後に2020年の成績と契約更改の予想をしていきます。

2020年の成績はOPS、盗塁阻止率ともに過年度と同程度の成績となりました。

ただ、

  • OPS、盗塁阻止率はともに高い水準(OPSは捕手としては、という意味)であること
  • 昨年の年棒が1億1,100万円とまだ上昇余地があること

以上の理由から、契約更改は2,000万円~3,000万円増の1億3,000万円~1億4,000万円が妥当ではないかと予想します。

2020年の契約更改結果!

事前の予想は1億3,000万円~1億4,000万円でした。しかし、その予想を超えて1億6,500万円で契約更改となりました。

打撃では昨年を下回ってものの、捕手としては、

  • リーグ断トツの防御率2.92を達成
  • 守備率がリーグ1位
  • 盗塁阻止率がリーグ2位

このように主要な守備面の評価指標が軒並み上位となりました。

その結果、守備面での高い貢献をしていると球団が評価した、ということがわかりました。
※森友哉選手を超えた、ということが衝撃でした。ホークスが気前が良いですね。

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